現在の場所:
ホーム /
ニュース /
ニュースリリース /
日本のニュース
2002年7月11日
ノーテルネットワークス、KDDIの全国主要都市のメトロアクセス網構築契約を受注
東京発-ノーテルネットワークス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長: ジョン・ジアマテオ、連絡先:03-5740-1300)は、KDDI株式会社が全国規模で進めるメトロアクセス網(都市内通信網)のネットワーク新設計画において、メトロ(都市内)通信向けの光伝送装置とネットワーク管理ソフトウェアを導入し、高速光ファイバー網を構築する契約を締結したことを発表した。KDDI社の本装置導入地域は政令指定都市を含む複数の大都市が対象地域となり、数百システムの装置を導入する予定である。
これにより、先にノーテルネットワークスが導入している長距離(都市間)通信向けの光伝送装置も含めて、アクセス網から基幹網まで一括して運用管理できる高速光ファイバー網が完成する。
このたびのメトロアクセス網の新設計画は、KDDI社が展開する高速アクセスサービスのトラフィックの拡大に備えるものである。同メトロアクセス網は現在トラフィックが増加している広域イーサネットサービスなどを収容するのに加え、将来の大容量携帯電話サービス(CDMA1X−EVDO方式)収容も視野に置いている為、携帯ユーザからのブロードバンドアクセスの急増も予測される。
メトロアクセス網の新設に当たり、従来型の一般専用線およびATM*専用線で各拠点間を結ぶ方式から、各NTT東西地域会社の加入者収容局をリング状にダークファイバで結ぶメトロリング(環状網)型の方式へと移行する。これにより、メトロアクセス網の伝送容量を飛躍的に高めることが可能となる。またDWDM(高密度光波長分割多重)にも対応しているため将来的には伝送容量を毎秒40ギガビットまで拡張することが可能であり、トラフィックの増加に柔軟に対応することができる。
このたびノーテルネットワークスが納入するのはメトロ向け光伝送装置である「OPTera Metro 3500」(オプテラ・メトロ3500)とネットワーク管理ソフトウェアである「Preside」(プリザイド)。OPTera Metro 3500は、RPR*(Resilient Packet Ring)と呼ばれる技術を用いて、ユーザー間で汎用性の高い通信規格であるイーサネットをメトロリング内でも利用できるのが特徴である。これによりネットワークに求められる高い信頼性を確保したまま、伝送効率と運用性を高めることができる。このようなRPRを用いたネットワークが全国規模で整備されるのは初めてである。
本契約では、ノーテルネットワークスが沖電気工業株式会社を通してKDDI社に関連製品を販売する。沖電気工業は設営及びサポート業務を行う。メトロリングの構築に当たってはNTT東西地域会社の提供するダークファイバを利用する。
KDDI社ネットワーク技術本部伝送システム部古立務氏は語る。
「2000年以降、ノーテルネットワークスとは協力して高速光ファイバー網の構築を進めてきました。この度、全政令指定都市を含めた複数の大都市におけるメトロリングの整備という大規模なプロジェクトにおいて、世界最先端の技術力と安定したシステム供給力、さらに迅速なシステムの導入を考慮した結果、ノーテルネットワークスを選択しました。同高速光ファイバー網の構築により当社のブロードバンドサービス基盤はさらに磐石なものとなります。」
ノーテルネットワークス日本法人代表取締役社長 ジョン・ジアマテオは語る。
「KDDI社に、弊社が市場に先駆けて開発してきた光技術とその実績を評価していただけたことを大変誇りに感じています。今後も両社が協力することで、最先端の通信ネットワークを構築し日本のブロードバンド化を促進していけることを期待しております。」
ノーテルネットワークスはサービス・プロバイダおよび企業向けのネットワーキング、通信ソリューションおよびインフラストラクチャの提供において世界をリードしています。長距離光ネットワーク、ワイヤレス・ネットワーク、メトロ・ネットワークにわたる高度な技術性能によって実現するハイパフォーマンス・インターネットの提供により、世界中の人々の通信、情報交換方法を向上させるとともに、利益性の向上に取り組んでいます。ノーテルネットワークスは、現在150を超える国々で事業を展開しています。
[用語]
RPR (Resilient Packet Ring):
次世代のメトロ・ネットワーク用イーサネット技術で、従来のSONET*やATM伝送網における対障害性などの高い信頼性を備えるとともに、運用効率に優れるイーサネットを導入するためのプロトコルである。SONETやATM伝送網に導入することで、バックアップ用の帯域を確保する必要がなくなり利用できる帯域が倍増する。また各パケットの行き先(MACアドレス)を認識できるため、リング内では目的の拠点まで仮想的に直接パケットを伝送することで伝送効率が上昇する。
SONET(Synchronous Optical Network):
おもに北米で使われている光伝送方式。1980年代にANSI(米国規格協会)が標準化し、これを基に光伝送網の世界標準であるSDH(同期ディジタル・ハイアラーキ)が標準化された。
ATM(Asynchronous Transfer Mode):
非同期転送モード。ネットワーク上を流れる音声やデータなどすべての情報をデジタル化し、セルと呼ばれる53バイトの固定長データ・フォーマットに分割して送るデータ伝送方式。転送すべきデータがある時だけネットワークにセルを転送するため「非同期」と呼ばれる。
[参考]
政令指定都市
人口50万人以上で、政令で指定された都市。全国で札幌市、仙台市、千葉市、川崎市、横浜市、名古屋市、大阪市、神戸市、京都市、広島市、福岡市、北九州市の12都市。
ノーテルネットワークス株式会社
(東京都品川区大崎、代表取締役社長:ジョン・ジアマテオ、03-5740-1300)
このプレス・リリースに記載されている一部の情報は予示的なものであり、重要なリスク要因および不確定
要因の影響を受けるものです。これらの声明で予測される結果や出来事は、実際の結果あるいは出来事と異な
る場合があります。現在の予想と異なる結果あるいは出来事を招く要因として、深刻かつ持続的な産業調整、再編
活動に関連し同活動の予想コストに対して原価が上昇する可能性を含む当社の再編活動の効果、営業成績の変
動および業界、経済および市場の一般条件および成長率、適格の従業員を採用・確保するノーテルネットワーク
スの手腕、キャッシュフローの変動、負債および負債率の水準、獲得したビジネスにおいて経営および技術を効
率的に統合するノーテルネットワークスの手腕、技術および市場の急変、価格および製品の競合による影響、国
際成長および世界経済の状況、特に新生マーケットにおける利率や為替相場の変動を含む国際成長および世界
経済の状況、通信事業界における合理化による影響、新製品開発への依存、インターネットの不確定性、スタマ
ーのクレジット・リスクおよび顧客融資の増加による影響、株価の変動、条件を満たさない場合多大な違約金ある
いは損害賠償を伴う可能性のある供給/インストール/パフォーマンス・プロビジョンを含むサプライ/ターンキ
ー/委託契約数の増加、時期に適ってサプライヤおよび社内製造能力により適正価格の部品を仕入れる能力、
戦略的提携の将来的成功、および訴訟判決の逆転などが挙げられます。これらの要因その他の詳細については
、ノーテルネットワークスが米証券取引委員会に提出した報告書に記載されています。ノーテルネットワークスは
、新情報、将来の出来事その他の如何に拘わらず、いかなる予示的声明についても、それを更新・改正する意思
あるいは義務を放棄します。
|